幸せの分量
中学生の頃、『あさきゆめみし』という漫画が大好きでした。
その中に登場する、薄幸の姫君・朝顔の君の 「与えられた分だけ幸せ」 という台詞があったのですが、とくにこの台詞がお気に入りでした。 あまり欲を出さずに、今の幸せをしっかりと見つめるというこの姿勢が、初心な中学生の私にはたまらなく美しく感じたのです。 そうして与えらた幸せを噛みしめながら、その時その時を生きてきた私ですが、いま振り返ると、「え?幸せだった?」と思えるような過去も数知れず・・・(笑) そして、あれから10年以上経った今思うこと。 それは、 「幸せの器は一度満たされたらもっと大きくしましょう!」 だって、器が大きければ、それだけたくさんの幸せが入ってくるじゃないですか(笑) それに小さすぎたら、せっかく器に入ろうとした幸せが入れなくて溢れてしまうし・・・。 それじゃあもったいないと思いません? でも、器を大きくするってどうしたらいいの?って思いますよね? 私は、「もっと幸せになりたい!」と思えばいいと思うんです。 もっとお金を得る事によって、幸せになれるんだったら「お金持ちになりたい!」と思えばいいし、結婚すれば幸せになれるんだったら「素敵な人と結婚したい!!」と思えば良いんです。 「そんな簡単なこと?」 って思った人って多いですよね。きっと。でも、心のどこかで 「どうせ私なんか・・・」とか「欲を出したら罰が当たる!」とか思っていませんか? 私は、そう思うことによって、すでに幸せになる事を放棄していることに気づいて欲しいと思います。 たとえば、何かをしていて、「私にはここまでしか出来ない」と思ったら、その人はそこまでしかやらないんです。そこまでしかやれない、んじゃなくて、やらない。もっとやれば出来るかもしれないのに。 初めてのこともそう。やる前から「私には出来ない」と思えば、出来ないし、「やれば出来るかも」と挑戦すれば出来るんです。やっても出来ないかも、って?いえいえ、出来るまでやれば、出来ない事なんて何もないんです。「出来ない」なんて、死ぬ間際に言えばいいでしょう!? 幸せだって同じことで、「私はもっと幸せになれる」と思ったら、もっともっと幸せになれるんです。幸せになれるはずなのに、どうしてなれないのか?と真剣に考えたとき、その原因が見えてくるはず。それさえ分かれば、あとは改善すればいいだけの話ですよね? そしてこの時、大事なのは、 「不運の原因を決して人のせいにしないこと」 それはなぜか?人のせいにしてしまったら、改善できないからです。 自分を変える事は簡単ですが、人を変える事はとても難しいのです。それだったら、本当に他人のせいだとしても、自分のせいにしたほうが楽じゃないですか(笑) あなたは「幸せの分量」どれぐらいにしますか?
by babyRyu
| 2004-11-11 17:34
|
カテゴリ
以前の記事
優しさの法則
フォロー中のブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||